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もうかなり前のことになっちゃいますが(笑)、演劇フォーラム行ってきましたのでせっかくメモもとったし簡単に記録しときます。

関係者のおじさんが多いのかなーと想像してたんですが、ほぼいつも通りの客席でした(笑)
というか、たま・ちゃぴ・みやファンがだけだったのでは(^_^;)


前半は演劇評論家の先生の講演と大峯麻友さん司会で植田紳爾・小池修一郎両先生のトーク。
後半はこちらも大峯麻友さん司会での珠城りょう・愛希れいか・美弥るりかの3人によるトークコーナー。

ヅカヲタ的には後半のコーナーの方が気になるところだとは思いますが、まあそっちはたくさんレポ上がってたし、前半の内容がなかなか興味深かったので、そっちを中心に。


演劇評論家の先生の講演も眠くなるかと思いきや結構興味深く聞くことができましたが、まずは植爺先生の方から。

海外ミュージカルの話がテーマということで、大昔1957年に「赤と黒」と上演したときに、直前まで台本が出来上がらず、生徒もセリフが入ってないので、演出家陣がタンスの中やベッドの下に隠れてセリフを教えてたという話が凄い!(矢口かw)
その時のトップスターはなんと寿美花代!
なんというか歴史の中の話というよりも、神話の時代の話のようだ。

いくら脚本の遅い小池先生といえども、さすがにこんなことはないだろうしね(笑)

で、風共の話。
ベルばらの大ヒットの後、次何をするかという時に、以前案には上がってたけど版権料がめちゃくちゃ高くてNGになってた風共を「次あれに決まったから」と言われ、めちゃくちゃプレッシャーだったと植爺。

ここで興味深かったのは、植爺が先輩演出家に「脚色は堕落」と言われてたということ。
特に風共は版権料が高いだけじゃなく、著作権の縛りも厳しく、勝手にセリフや設定を変えたらいけないという決まりもあり、それを宝塚のフォーマットに落とし込むのはかなり苦労したと。
文芸物の原作の精神を丁寧に汲むことで、宝塚が芸術性の高い舞台を作ることができた。

「堕落」って言葉がかなり強いものだったから、ちょっとビックリしちゃって、その言葉自体の深い説明はなかったんだけど、文脈から考えると宝塚のような特殊な劇団で、外部で作られた演劇をそのままやることは意味のない甘えであり、宝塚の美意識と原作の精神を両立させた作品を作ることこそがクリエイティビティで、タカラジェンヌが宝塚大劇場で演じる価値のある舞台になるっていうことかなーと解釈しました。

普通の劇団ではない、宝塚歌劇団の根本にかかわる価値観なのかな。

これからも宝塚は文芸物に挑んでいきたいという植爺の締めの挨拶でこのコーナーは終了。


続いて、小池先生コーナー。

大友さんからの「脚本を書くにあたって、作品が先なのか組子が先なのか」という質問。
今回のAfOは、月組でと指名されてからの脚本作りで、組子が前にやった役、前の前にやった役が何だったのかを考え、直近の作品とバッティングしないように作っていると。(たま様が最後死ぬ作品が多かったから、明るい話にしたと)

曰く「座付きですから」。カッコイー!


また声が聞こえる役者は書きやすい、と。組子がどういう人間でどういう役者かわかってることが脚本につながるそうです。
なるほど、AfOが面白かったのは、「PUCK」や「1789」があって、小池先生が月組のことをしっかり把握されたからなんだなー。

脚本を書きながら、同時に舞台装置についても考えられてるそうで、これも小池先生によると同じ会場を使ってるからイメージがしやすいからだと。


これが書きたかったのでブログ記事にしたんですが、植爺と小池先生に共通してるのは、「座付き」というプライドなんですよね。
タカラジェンヌが宝塚に人生を捧げてるのと同じように、スタッフも宝塚の世界を愛し、宝塚の価値観を遵守し続けてるから、宝塚の花園が守られてるんですね。

植爺や小池先生のお話に、「なるほど」と感心したり、「うんうん」とうなずきながらも、「こういうとこだぞ、〇〇!」と思わないでもなかったりw


他にAfOの話では、コメディはリアリティを求めすぎるとかえってまとまらない、そもそも法螺話なんだからというお話も。
ベルナルドも悪くなりすぎず、壁ドンしまくるくらいがちょうどいい。デニム衣装も初めから真面目なのじゃないですよ、というフリになってると。(小池先生は普通の感じの衣装を想定してて、デニムは衣装の有村先生の案だそうですがw

またAfOの脚本を考えるにあたって、例の少ない組体制がインスピレーションにつながったそう。
スカピンはトップスターの紅さんがスカピン団の中で最上級生だけど、4銃士は学年のバランスでユニット感があると。

我らが美弥るりかの上級生2番手という存在が、AfOの面白さにつながったのが嬉しいなあと思っていたら、「ファンの方も内心いろいろ思ってるかもしれませんが」というありがたいお言葉がwwww

さらに「みんな性格が良くてよかった」とww

「お互いの気の遣い方に違和感がなく、それが上手く役にはまった」という解説というかフォローもありましたけどねw
いろいろ思ったりできるうちが花だしね。


ということで、なかなか聴きごたえのあるイベントでした。
もっと演出家やスタッフの方のお話や、外部の人から見た宝塚の話を聞いてみたいなー。
準備大変だし、劇場使うのも調整がいるんだろうけど、ちょくちょくやってくれればいいのにー。


最後に後半の月組トークで印象に残った話を2つ。

プロローグの銃士隊ダンスは何人いるんですか?という質問に、「34人!」と即答する美弥ちゃんがカッコいい!!

2年ちょっとしてから娘役に転向したというちゃぴに、大友さんが「じゃあ男役の方がまだ長いの?」とw
ちゃぴ様は、男役どころかトップ娘役になってからの方が長い宝塚人生なんやで。。。


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