今年も見てきました、アンジュルムの舞台。
またしても昭和の話ということで正直あまり期待してなかったんですが(笑。悪くはないだろうけど、去年の「MODE」の焼き直しだろうなという意味で)、いやしっかり面白かった!
もういいよと言い切れないクオリティの舞台を作られてしまうと、昭和三部作完結後にシーズン2が始まってしまうかもしれないという危惧はあるけれども(^_^;)

ということで、音源収集系ヲタとして毎回買ってたサントラを開演前は今回はいいかな~と思ってたけど、終演後にやっぱり買お、と思うくらいには面白かったです。


「MODE」と同じような話なんでしょ?と決めつけてたけど、背景は同じでもテーマは全然違った。

「MODE」は去年の感想にも書いたけど、あやちょ(和田彩花)の戦いの物語だとしたら、「夢見るテレビジョン」はカミコ(上國料萌衣)の表現者としての自我の芽生えの物語。

何となく働くために働いていたカミコが、その中で自分がやりたいこと、やるべきことを見つけ、そのためにもがき悩み進んでいく話。

そんなカミコのストーリーだから、観劇中に配役もそこに合わせてきたんだなーということに気づき、納得とともに胸に来るものもありました。

4期5期6期が夢見る若者で、3期が現役芸能人、2期が裏方の会社員であり、そして初期のあやちょが偉大で乗り越えなければならない壁。

若いメンバーがお互いに励ましあって夢を目指す姿が輝かしかったけど、なんというか今回の舞台を見て一番思ったのは、アンジュルムは本気で変わっていこうとしてるんだということ。


ゆうかりんなき後、良くも悪くもあやちょによるあやちょのためのスマイレージで、アンジュルムになってからもそのままというかむしろそれは強まった感があるけど、カミコという新しい核となれるメンバーが現れ、カミコと肩を並べられる新メンバーが加入したことで、ついにアンジュルムが動くんだ!ってことが一番印象に残った。

メンバーチェンジなんてしなくても、コンセプトを少し変えるだけで、一気にはねそうな予兆があるよ!新しい何かが始まる予感!サンライズ!!
(いや、アンジュルムのコンセプト自体は置いといて、とりあえず同じような路線の楽曲が続くのは正直もう…なので。カミコ中心に新世代メインでパーッと華やかで勢いある曲を作ってあげてほしい。)


前回に引き続き、今回も女性が働くということがテーマの一つであるわけで。
う~ん、こういうデリケートな話題をわざわざ取り扱うんなら、何かしらの答えを出した方がいいんじゃないか?
女を捨てる。男じゃなくて女の戦い方をする。女の敵は男。女の敵は女。
どっちが正しいとかじゃないし、現代でも答えが出てないというか選択肢が増えた分余計に難しくなってる問題を掲げておきながら、結局最後はそこの部分をスルーして個人の努力でうやむやにしてない?
男のようなプライドを持たないことが土下座なの?いやでも男役のふなっき(船木結)やかわむ(川村文乃)も一緒に土下座してたしねw
そんなこだわることでもないかもしれないんだけどさ、当時の女性が男性社会の中で働くことと今のアイドルの置かれてる環境に重なるとこがあるからこそ2年連続こういう設定の舞台やってるわけなのにさー。

一番気になったのは、女を捨てて働くことを決めたから持ってるスカート全部捨てたってとこまではいいんだけど、女だからこその戦いをするんだって決めてからもずっとパンツスタイルなこと。
働くのにスカートもパンツも関係ないし、実際捨てちゃったんだから買いなおすお金も時間もないだけかもしんないけどさ(笑)、あんなに象徴的なものとしてスカートからパンツに履き替えたのに、そこはそのままかい!と(^_^;)
いつまたスカートになるんだろうとずっと待ってたら、そのまま最後までパンツスタイルのまま終わってしまった…。


良いところとしては、セットが良かった!
大小のテレビ型のセットで、そこに映像写したり、実際にキャストが出入りしたりと、効果的な使い方。
去年の「MODE」のセットもお洒落だったし、限られた予算の中で創意工夫してくださってるのがありがたくなるくらい。(何目線だw)


最後にメンバーについても簡単に。

上國料萌衣
主役の抜擢に応えるしっかりとした演技と歌と、何より主役としての華やかさ!
一人セリフが無茶苦茶多いし、相当大変だったんじゃないかと思うけど、コメディパートでは笑いもちゃんととって、怒り悲しみ絶望等々の普段のカミコには縁遠そうな感情表現もお見事でした。
カミコ、すごい!


和田彩花
相変わらずの異次元スタイル。
この日の席は真ん中の通路挟んで2つ目(全体で8列目)だったんですけども、目の前であやちょに降臨されると現実味がないよ(^_^;)
他のメンバーがまだ「頑張って演技してます」感があるなか、かなりナチュラルに見えたのは、あやちょの経験でもあるし、自分の立場と重なるところがあるからなんだろうなー。
あやちょに怒れらるのは怖すぎますw


2期メンバー(中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈)
3人とも男役だけど、男役の方向性がバラバラなのがさすが2期だなーとw
リアル会社員系のりなぷー、自然体のかななん、どこまでもコメディなタケちゃん。
タケちゃん、まさか双子の兄弟だったとはw 今年の舞台の内容を聞いたとき、絶対またタケちゃんはカメラマン役!と思ってたんだけど、当たらずとも遠からずだったなw


3期メンバー(室田瑞希、佐々木莉佳子)
むろたん、すごくよかった!大ベテランの風格満載。ミュージカル曲としてじゃない、登場人物の歌手として歌う説得力よ!
リカコはこの役でいいのか(笑) ライトじゃなくリカコ本人が光ってるんじゃないかってくらいのルックスではございましたが。


5期(笠原桃奈)6期(船木結、川村文乃)
かっさー、いいわあ。かっさーのこの熱消費量が低い感じ、癒されるわ。これでまだ中学生だなんで信じられん。
逆にふなっきは、一応大人の男のはずなのに、中学生にしか見えない。実際中学生だから仕方ないんだけど、小さいカミコよりもさらに小さく、中学生どころか小学生男子くらい。歌も演技もいいだけに、惜しいというか致命的なミスキャストというか。
かわむは3か月前までは高瀬くるみんといっしょにカシューナッツだったかもしれないことを思うと、感慨もひとしおだろうな。カシューナッツとどっちが美味しい役なのかはさておきw


須藤茉麻・中島早貴
さすがの存在感。
出番は多くないけど、出てきた瞬間しっかり場を締める存在感は、まさに宝塚の専科のよう。
やっぱりこの2人とあやちょは圧倒的に経験値が違うなーと。アイドル10年やった人間にしかないスキルって確実にあって、ハロプロの強みは10年選手がいるだけじゃなくて、そのスキルを現役を引いた後でも活かせて、そして後輩に受け継がせて行ける場があることよね。


ところで、どうでもいい話なんですが、業界に縁がないといまいちプロデューサーとディレクターの違いがわかんないんだけど、どう違うんでしょ?結局あやちょもカミコも同じような仕事をしてた気が…。


以上。
ここ最近ずっと言っててしつこいけど、もう男役はいいかな。ただ単に男装してるだけだし、少女が演じるからこそ意味のある話にしてほしい。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する