スカピン、サイコー!めっちゃ楽しかった!!
スカピンって、話自体はご都合主義でツッコみどころ満載な本当にしょうもない内容なんだけど(笑)、テーマは明確だし、役も多いし、衣装は華やかだし、なんといっても曲が素晴らしいし、宝塚を見たぞ!っていう満足感が強いよね。

5月は瑠璃色ばっかり見てて、別箱は別箱ならではの距離の近さや熱量があって良いんだけど、久しぶりに(といっても1ヶ月半くらいですがw)劇場で本公演見ると、「あぁ、本公演…これぞ宝塚…華やか…夢の舞台……」と謎の感情で胸いっぱいになってしましました(笑)
自分でも文字にしてみると、どうかしてるなと思うものの、最後の大階段でのパレードの幸福感は何事にも代えがたいよね。
あ~、もっと劇場で本公演見たいわ~と思うものの、次はまたひと月ちょっと後の雪組なのよね。。
月組大劇場遠征が待ちきれない。


まあそんな話はさておき、トップスターお披露目公演である紅ゆずる!
初めはずっとこのテンションで行くのか、やる方も見る方も体力いるな…と思ってしまったんだけど、二幕からはじわじわと紅節が癖になってくるよね。わけわかんないけど、楽しくなってくる。

このパーシー、完全に頭がおかCんだもん。ショーヴランの言ってることが正しいよw
キ○ガイの演技が完璧にできるのなら、それはもう本物のキ○ガイなのでは、的なさww

でも2時間以上この紅パーシーを見て感じたのが、初演再演時のパーシーは正義漢の強い真面目な人間性があえて軽薄な洒落者を演じてるような人物設定だけど(スカステで見ただけで偉そうに言うのも申し訳ですが)、紅パーシーはこの底抜けにどうかしてるムチャクチャな性格が根本にあって、そのムチャクチャな行動の一つとして正義のスカーレットピンパーネルもやっちゃってる的な、今までとは全く別のパーシー像のように見えて、すごく新鮮で面白かった。

ショーヴランをいじるのも、他のパーシーは捜査の攪乱のためという目的があってのことだけど、紅パーシーはただ単にショーヴランをいじり倒すのが面白くてたまらないからやってるだけなんじゃないかと思えるしw

ヒーローであること自体もごっこ遊びとして楽しんでるように見える紅パーシーも、助けられた人にとっては真のヒーローに他ならないというのがいいよなあ。
庇護すべき子どものシャルル、導いてあげる弟分のアルマン、引っ張っていく同志たちがいて、その関係性であのどうかしてるパーシーがちゃんと頼れる大人の男に見えるのも上手い。


というか、パーシーのヒーロー性が最も現れる、ルイ・シャルルの場面、すごく良いよねえ!
星蘭ひとみシャルルが健気で可愛すぎて、一幕も二幕も普通に泣かされちゃった。宝塚見てて、比喩じゃなく実際に目から涙がこぼれたのは、初めてかもしれん。。
星蘭さん、美形という評価だけが自分の中で先走ってたけど、意外に少年性が強くて、ピュアで可愛くて、星蘭シャルル本当に良い子や…。

くらっち(有沙瞳)マリーも清楚だけど凛としてて凄く良い演技だったから、この2人の場面、語彙力が低くて申し訳ないけど(笑)、最高としか言いようがない。
くらっちに甘えてイタズラする星蘭ちゃんとか、ショーヴランが家に来た時にくらっちの胸に顔をうずめて隠れる星蘭ちゃんとか、たまんないよね。(役名で言えw)
なんかこう、今まで自分の中になかった新たな感情が湧き出てきてるというかw

最後にショーヴランを地団駄ドンドンさせる場面で、嬉しくてぴょんぴょん飛び跳ねながら色んな人に絡みに行ってる姿やパレードで満面の笑みでニコニコしてる表情が可愛くて仕方がないので、次作の「ベルリン、わが愛」でもナチスのプロパガンダに利用される少年俳優みたいな役だったら物凄くいいのになーと、想像してニヤニヤしております。(気持ち悪い!)


その他感想。

・マルグリットは劇場封鎖の時に伯爵の情報を漏らしたらショーヴランが口先でどう言おうと絶対に処刑されることは頭ではわかっていたはずなのに、そこは直視しなかった(でできなかった)弱さとズルさが、パーシーの真の姿に勇気をもらい、処刑覚悟で劇場で「ひとかけらの勇気」を歌う赦しにつながる流れが、スカピンのテーマの象徴のようなシーンで非常に美しいし、メタ的に見てもベテランのトップスターの影響でひとかけらの勇気をもらう若手のトップ娘役の姿にも重なる宝塚的にも素晴らしい場面だなと思う。
綺咲愛里は見た目はばっちりなので、もう少しだけ歌にパワーがあればな、ということだけが惜しいかな(´・ω・`)

・礼真琴は歌の面では完全なる一人勝ちだな。またファンが増えちゃう!
黒い悪役だけどどうしようもなく間抜けというショーヴランの魅力が詰まってたね。

・スカピンの中では多少調整したとしても、やっぱりロベスピエールよりアルマンの方が美味しい役どころだとは思うけど、カイちゃん(七海ひろき)はもうあんまり弟って感じはしないし、というかお兄様だし、ロビペ一択なのは納得か。

・あのパーティーの時の動物衣装、普通にカッコいいよねえ。紅パーシーそのものだわ。
初めて宝塚の衣装を着てみたいと思ったw

・名前だけで勝手に注目してるきらり杏ちゃんを貴族(子供)役で初めて舞台上で視認できました。
注目してるのは、名前の由来が元モーニング娘。久住小春が主演声優を務めた「きらりんレボリューション」(原作:中原杏)ではないかと推理しているからです(笑)


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