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「Thunderbolt Fantasy」、観劇直前に公式の相関図を駆け込みでチェックしたくらいで、完全にノー予習で臨んだため、途中ところどころ「ん、今何がどうなった?」「この人いつのまに味方じゃなくなったの?」と理解しきれない部分もあったんですが(笑)、良かった!
宝塚だもん、なにせ衣装が豪華。原作知らない自分でも、これは忠実に再現してる!と確信できちゃうくらい。台湾のファンの方も喜ばれるでしょう。
ポーしかり、天河しかりだけど、こういうキャラクターもので、完璧なコスプレの登場人物が主題歌を歌いながらずらっと舞台に居並ぶ姿は壮観で、細かいストーリーやセリフの再現よりもこの実体として物理的にキャラクターが生きていると思わせることこそが、舞台化する意義かもしれないと思った。
原作見てなくても涙ぐんでしまうんだから、原作のファンはさぞ!(自分のツボが特有なだけかしらw)

で、紅さんですよね!
紅ゆずる自身のキャラクターに本当にぴったりのハマリ役だった。「紅星で台湾」ありきではなく、「台湾でThunderbolt Fantasyをやる。では誰が適任か」という企画先行で星組が選ばれたんじゃないかと思えました。それくらい紅ゆずるだった。
人を食ったような、というキャラクターであることもそうだし、面白そうなことに首を突っ込んでいき能動的に人生を謳歌する、という部分が特に。「Another World」が紅さんのトップとしての最高傑作だとは思うけど、その「Another World」の良かったとことも通じるとこがあるし、「スカピン」の時も紅パーシーは正義感だけでなくヒーローであることそのものを楽しんでるような役作りに見えたから、そういう良くも悪くも紅さんから切り離すことのできない個性がバチコーンとキャラに重なってたのが勝因ですね。
不敵に笑ってるのがメインの仕事で、殺陣を他の組子に任せるのも上手い具合に作用してたんだろうし。
ということで、わたくしは好きでした、紅さんの役。(役名がまったく覚えられないし、漢字を見てもピンとこないw)

それと琴ちゃん(礼真琴)がめっちゃ可愛かった。俺はこういう礼真琴が見たかったんや!!
2番手になって大人っぽい役柄を求められることが増えたし、実際にそこはさすがの礼真琴で「Another World」では一気に男ぶりを増してきて驚いたんだけど、それでもこういう可愛い弟分キャラが超似合う!(学年が上がってるのにまだ似合うというのも、そこはしっかり技術で埋めてる部分もあるんだろうし)
皆の弟礼真琴が見られるのは、もしかしたらこれが最後かもしれないと思うと寂しい部分もあるけれど、良いものを見させていただいた。可愛い。槍もカッコいい。
あと、意外にも(?)あーちゃん(綺咲愛里)とのカップル感もしっくり来てたね。
ストーリー的にはまったく不必要だった両親の場面は、「あ、2番手補正だ!」とは思いましがw


その他印象に残ってるとこ。

・技の名前や効果は一つも覚えてないんですが(笑)、ああいう特殊効果の出し方なんだね。オシャレでカッコいいし、なんかよくわからんけど威力はありそうに見えるw

・あーちゃん、自分が鷲掴まれるタイプではないですけども、ただただ可愛いのはわかる。おそらく台湾の方々にも、可愛いことが正義であることが伝わるでしょう。

・ブラック天寿さん(天寿光希)、良い。悪役や渋い役回りが増えてきた天寿さんだけど、任せて安心の頼もしさ。ちゃんとラスボスの風格ある奥行きが見える悪役だった。

・星組観劇の楽しみの一つは夢妃杏瑠さんなので、こういう濃いセクシーな悪女をやっていただけると本当にテンションが上がる。琴ちゃんと2人、FF10のティーダとルールーみたいだなーと思っちゃったけどw

・輝咲玲央、イケオジすぎ。功労賞さしあげたい。

・カイちゃん(七海ひろき)と麻央君(麻央侑希)はいつもの素顔が想像できないくらいのなりきり度だったのが、こういうキャラクターものの面白いとこだ。

ストーリー自体に言及できるほど深く理解しきれてないんですけども、それを差し引いても楽しく観劇できて良かったです。
台湾の方の評判も是非聞いてみたい。


続いてショー「Killer Rouge」
基本的に本公演版を踏襲してるので追加の感想はあんまりないんだけど、時間が10分増えてるのに、主に増えたところが紅子だから、勢いがまったく削がれないどころか、スピード感がより増したように感じられるのが紅さんのスゴいところだw

歌詞がいくつか中国語版になってるとこもあって、「あの礼真琴の歌が聞き取れない!……あ、なんだ中国語だったわ」と滅多にない感覚を味わえるのも見どころでした(笑)

僕はブラビ派よりポケビ派!ガソリンすごろく対決でブラビが勝利して、「My Diamond」が破壊された替わりに発売されたことでお馴染みの「タイミング」、振り付けが違うのは権利問題なのかな。台湾の人もオリジナルのフリで見たいのでは。

・あーずきんちゃんと琴オオカミは相変わらず可愛さの極み。そしてそれ以上に相変わらずの美魔女の柚長。

・別箱とはいえ、くらっち(有沙瞳)がパレードで一人降りしてるのがすごい!めでたい!!単純に歌が上手くて可愛い!!!

・パレードの最後の最後で、なんだこの可愛い美人は!と目を奪われて、よくよく確かめてみたら華雪りらたんだった。気づくのが遅いよ!りらたんがとても綺麗だったので、それまでの分を取り戻すかのようにパレード中はずっとりらたんだけ見てました(笑)

・ショーに何かが物足りないと思ったら、かとりーぬがいないからだ。


以上。簡単ですが星組の感想。台湾もきっと盛り上がるはず!


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取り立ててどこがどう、みたいな個別の細かい感想はあんまりないんだけど、とにかく楽しかった!自分でも不思議なくらい(笑)
つばきもついに研修生発表会を卒業しちゃって、新ユニも研修生扱いではなく出番も減ってしまったため、とにかく新世代って感じで雰囲気が一新されたフレッシュさも大きかったかも。(その分前ここちゃんの見せ場が減ったのが寂しいんだけども)

というわけで今回は簡潔に。

・1曲目から「本気で熱いテーマソング」!熱すぎ!黄金期!よっすぃ!

・「眼鏡の男の子」は相変わらず超楽しいんだけど、新ユニメンは基本的に最後の衣装チェンジまでずっと「眼鏡の男の子」の衣装だったから、前ここちゃんだけずっと学ラン姿でシュールw

・前回まで全体曲でしか出番のなかった松原ユリヤちゃんにもユニット曲が。簡単な「春恋歌」で良かったね…としみじみしてたら、その後もさらに少人数での出番があって驚くやら感動するやら。Crazy完全な親戚のおじさん。

・この日はマイクトラブルが多発してて、「都会っ子」の冒頭の米村姫良々ちゃんのセリフパートも半分以上声がまったく聞こえなかったんだけど、顔色一つ変えずにパフォーマンスを続けるプロフェッショナルさ。研修生といえどハロプロはハロプロだと感心しました。

・研修生でも「YEAH YEAH YEAH」。面白いっちゃ面白いが、完全に出オチなので、途中からは無であるw

・「テーブル席~」にダンサーというか、お尻尾ぐるぐる隊がいて、可愛いとかそういう概念を超えてこの世界の美しさすら感じてしまうw

・「念念」→「ダンバコ」→「一丁目」って激しすぎる、楽しすぎる!

・最後の締めの挨拶、野口さんじゃなく小野琴ちゃんな謎。

・新ユニメンだと、島倉りかちゃんが可愛い。普通にものすごく可愛い。まさに今がアイドルとしての旬っていうくらいの輝き。この事務所が旬を逃さないのも珍しいw 
前ここちゃんの後半の衣装へそ出しだったんですけど、あまりにも腰回りが細すぎて、いったいどこに内臓が…とマジで心配になるくらいのスタイルでございました。
桃々姫、だんだんこなれた部分と年相応の部分が良い感じにミックスされてきてる。

・上がどんどん昇格や研修終了で抜けていった今の布陣では、鈴ちゃんと姫良々ちゃんが2大エース。個人的には今後の松永里愛ちゃんの活躍に期待したい。

さて次の12月の研修生発表会では、新ユニの追加メンバーも参加してるでしょうか。


<セトリ>
1. 本気で熱いテーマソング / 全員
2. エイティーン エモーション / 全員
3. FOREVER LOVE / 全員
4. 眼鏡の男の子 / 新ユニット
5. ためらいサマータイム / 橋迫・土居・山田・中山・金光
6. 春恋歌 / 一岡・島倉・江口・野口・児玉・日比・為永・窪田・松原
7. 初めてを経験中 / 一岡・米村・松永・山田・中山
8. ぁまのじゃく / 島倉・橋迫・土居・出頭
9. 都会っ子 純情 / 西田・野口・小野・米村・松永
10. すき焼き / 全員
11. YEAH YEAH YEAH / 全員
12. テーブル席空いててもカウンター席 / ハロプロ研修生
13. Crying / 野口・小野・児玉・米村・橋迫・日比・土居・松永・山田・中山
14. 女の園 / 為永・窪田・出頭・金光・松原
15. 目立ってDo Dance / ハロプロ研修生
16. Rainbow / ハロプロ研修生→全員
17. 念には念(念入りVer.) / 全員
18. Danceでバコーン! / 全員
19. 一丁目ロック! / 全員



パターンが同じとも言われがちな野口先生だけど、まだまだ引き出しは多いし、やりたいこともたくさんあるのもわかって、野口ショーのこれからも楽しみになる、そんなショーでした。
当たり前だけど、まだ3作目だもんね。そしてそのパターンも野口先生の思う「ショー・スペクタキュラー」の構造であって、一巡した後のために全く新しい角度のショーのアイディアを暖めてる最中かもしれないし。(ロマンチック・レビューみたくライフワークになる可能性もあるけどw)

何が良いって、娘役の出番が多いのが良い!(笑)
特にお芝居では目立った活躍のなかった若手の華ちゃん(華優希)、音くりちゃん(音くり寿)、舞空ちゃん(舞空瞳)の3人の出番がすごく多くて、3人のうちの誰かは常に舞台に出てるんじゃない?ってくらいの起用だったのがすごく良い!
上級生の経験と技術に裏付けされた貫禄ある舞台姿も大好きなんだけど、新世代がドドッと頭角を現して切磋琢磨してる姿も華やかで元気をもらえる。いや~、良いね、若手娘役。

そして若手男役の中からも、飛龍つかさ君を歌手の枠で起用してくれてるのがまた嬉しい。新公主演した若手スターと言えど、綺羅星のごとき上級生スターが居並ぶ中で、何度もソロをもらえる信任の厚さがグッとくるよね。
それとつかさ君と一緒に歌手枠だった愛乃一真君、めちゃくちゃ歌が上手かった!びっくり。恥ずかしながら初めて知ったんだけど感動した。まだまだ下級生にも見知らぬ実力者がいるものだ。(公式でプロフィール確認してみたら、今度理事のDSに出るのね。納得)


ショーの感想として一番言いたかったことはそこなので(笑)、あとは箇条書きで。

・野口先生の描く花園がメルヘンチックな夢の国ではなく、毒々しいまでに鮮やかな花園だったのには、なるほどそういうやり方もあるのか!と膝をうった。触れただけで手折れてしまうような繊細さよりも、野生の草花の逞しさすらある生命力。こういう花園も宝塚っちゃ宝塚。
ポーでは永遠の命を呪っていたみりお(明日海りお)が永遠の花園を歌うという構図もまた面白いね。(個人の命じゃなく受け継がれていく永遠だからまったく別物だということはわかってるけど)

・花の名前を順に歌い継いでいくのが、花詩集みた~いと懐かしく思う。

・仙名ちゃん(仙名彩世)のオープニングのゴージャスだけどへんてこりんな謎衣装、これぞ宝塚!って感じで超好き。仙名ちゃんがこういう衣装を着こなすようになってるのにも、胸熱だなー。

・中心スターが銀橋に勢ぞろいして、他の組子が盆の上で回りながらふわふわの羽扇を扇ぎながら回転してるあの場面、めっっっちゃ良かった!感動で泣きそうにすらなった。
こういう場面場面で野口先生の「絶対に魅せたいもの」という情熱が感じられるから、この先の作品も期待しちゃうのよね。

・マイティ(水美舞斗)の蜜蜂衣装が可愛いし、華ちゃんと音くりちゃんも可愛い。
僕はマイティとか華ちゃんとか音くりちゃんとかは置いといても、蜜蜂衣装が大好きなんだ。蜜蜂ラブ。

・カレーちゃん(柚香光)の色とりどりの傘ダンスもカラフルで鮮やかで胸が高まる。パッパッと順番に閉じていくのがまだ綺麗だよね。

・宝塚あるあるではある闘牛士的場面や剣闘士的場面にはあまり自分は惹かれないんだけど、ちなつ(鳳月杏)の陰の色気とカレーちゃんのまさにローマ系の大女優のようなゴージャス美貌を堪能するための場面だから、別にいいか。

・夏歌メドレー楽しい!T.M.Revolutionのパートで「HOT LIMIT」から「HIGH PRESSURE」ときてまたもう1回「HOT LIMIT」に戻るのにテンション爆上げ。楽しい!りお様!!
客席降りが2階まで来てくれるのが嬉しいよね。雪組の「SUPRE VOYAGER」でも2階客席降りあったし、野口先生はファン心理がわかってる良い人。

・仙名ちゃんが男役陣を引き連れて銀橋で歌う場面もワクワクする。仙名ちゃんって姫とか女王とかそういうタイプではないと思うんだけど(ごめん!)、プロジェクトのリーダー感といいますか、誰の目にもわかる有能さが任せて安心!みたいな頼もしさがあって、そんなこの人についていきたい的魅力にグッときちゃうのよね。

・ステッキ燕尾の場面、カレーちゃんおらんのかい、もったいない!というか2番手としてのこの素敵な場面を経験させてあげてよ!と思っちゃったけど、その次がアイドルの場面の出番だからやむなしで、さらにもう1回ちゃんと群舞はあったのね。でもカレーちゃんのステッキも見たかったよ。

・アイドルのとこの映像、作を重ねるごとに進化しすぎw 野口先生こだわりすぎw

・たそ(天真みちる)のエトワール、感動しました。

楽しいショーでございました。
総括。みりお様はスーパースター。

良い原田、という前評判を聞いてはいましたけど、う~ん個人的にはいつもの原田センセーかな。
言うほど悪くないんだけど、積極的に人にお勧めしたり、リピート欲を駆り立てられるほどではないというか(笑)

「リンカーン」「ベルリン」ときて、これまたセンシティブなところがあるテーマなんだけど、わざわざそういうテーマを選んでまで伝えたいメッセージがあるようには思えないのがね。ややこしい話題に触れるなといいたいわけではなく、表現したいことがあるならどんなテーマを選んでもいいと思うんだけど、黒人奴隷もナチスも宗教弾圧もわかりやすいドラマを作るための便利なアイテムやないんやぞ、と言いたくなっちゃうのがね。

それが良い悪いは置いといて、小柳先生やウエクミ先生は自分の脚本やキャラクターに自分の萌えポイントを詰め込んでるのがわかるし、他のすべては宝塚のスターシステムや大衆性のためにわかりやすさを優先した演出に変えたとしても、「この一言のセリフだけは絶対に譲れない」みたいなこだわりが感じられるんだけど、原田センセーってそういうどうしてでも自分が描きたいものってあるのかな。
いや、もうこれは初めから原田作、ウエクミ作ってのが頭にあるから、贔屓目や偏見による評価も大きいんだろうなとは自分でも思うんだけどさ。
小柳先生やウエクミ先生のそういう部分が好みではない人もいるだろうから、「ダメ」というよりは自分との相性が悪いってことなんだろうけどね。

でも原田センセー、歴史物を得意としてるわりに、全部現代日本の価値観で描きすぎだと思うの。


そんなこんなの原田節の脚本・演出を成立させてたのは、みりお(明日海りお)の常人離れした美貌とカリスマ性あってこそ。書き込みが薄くても、みりおに心酔してひれ伏す気持ちはよくわかるもん(笑)
でも、美しき漂泊者のカリスマに惑わされる信者側の気持ちはわかっても、みりおがなぜ運命を共にするほど天草に思い入れを持ったのかは、最後までよくわからんかった。
仲間はいても家族はいなかった海賊が初めて家族を手にしたから、というのが理由ではあるんだろうけど、その人たちを説得して逃がすのではなく、一緒に全滅の道をたどったのが、あの流れと四郎として描写されたキャラクターとに上手くつながらないのよね。いったん自己犠牲のうえ島民を逃がそうとしたのに、「俺たちはお前とともに最後まである!」と逆に説得された、みたいなパートが途中に挟まれば、何の違和感もなかったんだけど。
純粋な美しきカリスマを、結局はアジテーターとして組長や一樹さんに利用されてた、という史実に近いような捉え方をする方がすっきりはするかも。
ところで、みりおがカレーちゃんの代わりに踏み絵をしたからといって何になったんだろーか。あそこでたそ達が引き下がるのが普通に疑問。

仙名ちゃん(仙名彩世)の田舎で一番の評判の美人感よ。(褒めてる)
みりおと仙名ちゃんが恋に落ちた経緯もいつの間に?って感じだけど、助けてくれたし、何より宝塚ってそういうものだし、ってことであまり気にならなかったけど、でもみりおと仙名ちゃんとカレーちゃんの関係が、ついこの間やってた「あかねさす」のまんまだったのがちょっと面白かった。(面白くてどうするw)
あと「流雨」って漢字で書くととても綺麗な名前だけど、「るう」って音声で呼ばれると我々のイメージする当時の日本人女性っぽくなくてなんか違和感。光月るうさんはタカラジェンヌなのでなんの違和感もありません。

カレーちゃん(柚香光)、演技上手くなったね!
具体的にどこがっていうはっきりしたポイントがあったわけじゃないけど、全体的に重くて暗くて思い詰めてる役なのに、軽さや持ち前の華を上手く抑えた良いお芝居だった。


その他箇条書きで。

・あきら(瀬戸かずや)の兄貴感たるや。なんなんでしょうね、この兄貴感。血のつながったお兄ちゃんってよりも、関係性としての兄貴分っぽさ。
ちなっちゃんがみりおより学年が下なのはわかるんだけど、あきらがみりおより下級生なことにいつも混乱するw

・ちなつ(鳳月杏)のメイクが和物だからかいつもと違う感じがして、「この人はちなつ…でいいんだよね?」と初め自信が持てないくらいだったけど、それくらい徹底的に悪に振り切ってくれてるのが演技者として素晴らしい。いわゆる悪役の範疇を超えて、もう「悪」だもん。

・たそ(天真みちる)のいやらしさ、最後に良いもの見せていただきました。
でも、斬られたら死ねよ(笑) いや死ななくてもいいんだけど、明らかに重傷以上の斬られ方をしてるのに、そのままスタスタ自分の足で歩いて帰られても、的なさw (たそは悪くない。悪いのは…)

・兄役の和海しょうさん、良かった!

・ヒロさん(一樹千尋)に説得力と演技力と存在感がありすぎるから、逆に裏があるんじゃないかとすら思えてしまう(笑)
最後まで四郎の優しい父親的存在だったけど、はたして…w

・飛龍つかさ君と亜蓮冬馬君の代役の一之瀬航季君のとってつけたような子分役が、すげー若手に役をつけるためだけに作った物語上の必然性のないこれぞ宝塚っぽい役!と妙な感動をしてしまったw
このとってつけた感をいかに工夫して必然性ありげに見せるかこそが、宝塚の演出家に必要な能力かもしれん。とってつけた役だとしても、若手の役必要だしね。実際今回娘役の役らしい役がほどんどないのすごい寂しいから、無理やりでも役作ってほしかったしね。

・画作りは上手いはずの原田センセーですが、冒頭の嵐の場面の船のセットと海賊たちの揺れ方がコントのようで笑ってしまった。もうちょっとなんとかならんかね(笑)
洞窟のセットはすごく綺麗だし、リアリティがあってよかったけどね。

・上様(聖乃あすか)がカレーちゃんの「今宵は月が綺麗だ」っていう場面、もう反射的に「え、曇ってて月なんてどこにも…あっ!」というセリフしか頭の中に出てこないw

・「財宝はあった。この島の民の心だ(大意)」とみりおが言っていたので、これこそがひとつなぎの大秘宝、ワンピースだ!!と興奮しました。


こうして書き出してみると、なんやかんや見どころは多かったのかも(笑)
次のカサノバを楽しみに待ちましょう。


平日に大きなホールを借りてまでやるなら何か特別なイベントなのかと思いきや、ただの楽しいFCイベントでした。
まあでもこれぞ、平和な日常こそが世界の平和だというつんくイズムの体現ということで(笑)

入場時にメンバーの集合写真とサインが印刷されたパスカード的なものが配布され、こんなちゃんとしたものが無料で配られるなんて!とアップフロントらしからぬサービス精神に20周年イヤーの終わりを感じたw


もう最後だし飯窪さんの写真を買おうと思ったら、皆同じ考えなのかソールドアウトだったんで、話題のプレモニ。Tシャツ購入。クールハローに慣らされてしまった身としては、逆にというかフツーにオシャレに思えるよね、これ。メンバーカラーだったら飛ぶような勢いで売れてただろうに、惜しい。20周年イベントのラストなんだからメンバーカラー復活させる最後にチャンスだったかもしれないのに(笑)
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イベントはいつものように上々軍団のOAから。
曲の良し悪し以前にもう「仲間」は聴き飽きたわ…と思ってたら、なんと娘。全員が上々軍団のバックダンサーとして登場!
上々には申し訳ないけど座ってみてたのに、反射的に立ち上がりサイリウムをセットしましたw
後ろで肩を組んで踊り、歌詞に合わせた小芝居をするメンバーが新鮮で可愛い。「仲間」は全部こうすればいいんや!

盛り上がりのピークが本編前に起きてしまった感すらあったけど(笑)、イベントは「恋愛レボリューション21(updated)」からスタート。
(20周年終わったら、もうupdated止めてもいいんじゃ…)

ライブメインかと思ってたんだけど、上々軍団再登場でコーナースタート。

コーナーその1。
「うちの娘。はモーニング娘。」と題して娘。ママに取ったアンケートによるクイズ大会。
本筋とはズレるけど、くじ引きでのチーム分けで飯窪・横山チームが結成されたのが個人的に熱かった。そしてそれとは逆の意味で生田・まーコンビが熱かったw

細かいとこまではあんまり覚えてないけど、「娘。がまだ子どもだと思うこと」で、「もう子どもじゃない!」という加賀楓と「お母さんの膝枕で寝る」という横山玲奈の、それぞれのキャラクターにドンピシャの正反対エピソードが微笑ましすぎて、久しぶりに「13期…!」という感情を呼び起こしてくれました。13期、素晴らしい。

その他には、「直してほしいところ」で「妹に家事を丸投げする」と答える飯窪ママと、「娘。にするなら」で「歌割が多いからフクちゃん」と答える生田ママも、これぞ!という感じで会場大盛り上がりでございました。


コーナーその2。
「ザ・チャレンジ」という企画で、メンバー数人ずつのトークコントコーナー。
一組目はまーちゃんMCで野中・加賀+さわやかがめちゃくちゃに振り回される、昔懐かしyoutube番組「ゲストまーちゃん」を思い出させる企画。あれ、次のオリンピックの時に第2弾やるって言っておいて、結局なかったな。(忘れないしつこいヲタクw)
まーちゃん的な進行だったけど、「マラカス」を最後まで「マスカラ」と言い続けるとこと、カンペの「指示」を「さしはら」と読むとこが面白かったw

二組目は真莉愛司会、啓太アシスタント、石田・小田・横山・森戸ゲストによる「まりあんらぶりんお悩みカフェ」
「わかります、背が小さいのが悩みなんですよね」と強制的に進行していく真莉愛と、「おいお~い」とだーちゃん中心にツッコんでいくよくできたコントでした。台本書いた人偉い。
観客雛壇の飯窪さんとあかねちんの比較的高身長コンビがやけに笑ってたのが印象的ですw
小田ちゃんの「背が高いことで褒められることはたくさんあるけど、背が小さいと『可愛くていいじゃん』という観点でしか褒められない」という結構ガチ目な主張に対し、「可愛いからいいじゃないですか~」とどこまで本気でどこまでコントかわからないピリついたコメントを返す真莉愛のやり取りにシビれました。

最後三組目はあかねちん司会、さわやかアシスタント、フクちゃん・生田・飯窪さんのお姉さんチームゲストでの「あかねの部屋」
あかねちんが影でむちゃぶりされながら(タメグチで話せ、話を無理やり終わらせて次の話題に、等)、お姉さんたちとバチバチなトークを繰り広げる面白楽しいコーナーだったけど、フクちゃんをいじる指令だけは出なかったとこに、一番のリアルさを感じたw
それにしても、あかねちん面白いね。テンポも間もいいし、仕切りに頭の良さも感じるし。当初からあかねちんはその辺のアンテナが高い方のメンバーだったのに、「いじるのは私、いじられるのは許さない」みたいなリアル中学生っぽいプライドの高さが弱点だったけど、反抗期を抜けたのかそういう自分がネタになることも許容でき、トータルでの面白さを優先したトークを考えているようで本当に頼もしい。
飯窪さん卒業後、マジでMCメンあかねちんになるかも。


続いて2曲目。「みかん」
FC入ってる濃度の高いヲタしかいない空間での「みかん」、会場一体になりすぎ。
パート割りがまた変わったような気がするんだけど、もう覚えてないから検証の仕様がないw


クイズコーナーの後半戦の平和なイントロクイズを経て、最後に新曲リリースの発表。
「フラリ銀座 / 自由な国だから」のダブルA面にAdditional track(Additionalってなんだ。MVないだけの普通のカップリング扱いのことをそう規定することにしたのか?)として「Y字路の途中」の3曲とのことだけど、飯窪さんの卒業シングルだし、飯窪さんっぽさがある「フラリ銀座」が飯窪さんフォーチャー曲だったらいいなあと。

「自由な国だから」はこれがつんくじゃなかったら何なんだってくらいのつんく曲で、フォーメーションも綺麗だし、ザ・今の娘。って感じで良い!
そして初披露にも関わらずヲイヲイ言って振りコピできる現場の濃さよ(笑)


ということで、20周年ラストイベント、何か特別なことがあるかと思いきや、ただの楽しいイベントでした。普通が一番!
満足。

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